QSFPの抜け防止のロック機構は両サイドにあります。SFPの時と大きく異なるのは、タグを抜く方向と同じ向きに引いてロックを解除する事です。
同じ方向で有りながら、ロックの解除がされた後にQSFPが動かないと抜けない状態に陥ります。
多くの場合は、ロック解除のバネの力が弱く初期の段階でロック解除がされます。
バネの力の差に頼らず、確実にロック機構が解除されてから抜くにはQSFPを押さえてからタブを引くことです。文章で表現するのは難しいのですが片手でも指で押さえて引き金を引くようにタブだけを引くことができます。その後に、手全体を引けばスムーズに抜くことができます。
SFPに比べると稀ですが、QSFPでの何らかの原因でケージ側のラッチが変形してしまう事があります。QSFP側のロック解除機構の動作範囲が足りない事もあります。その場合は、薄い板をQSFPの両サイドに差し込みます。そしてQSFP本体を引くことにより抜けるはずです。
薄いアルミ板をまげて作った簡易ツールを工具箱に入れてあります。