Octalなのに
OSFPは(Octal Small Form Factor Pluggable)の省略表記なので、8 laneの電気回路で機器側と接続されています。しかし、これを4 laneしか使わない製品がNVIDIA製品にはあります。
製品の仕様を記述するときに、例えば400G DR4の光側の仕様でOSFP-RHSパッケージの場合。この使用するlane数が異なる製品をどう容易に判別できるようにするか悩みどころなのです。
現在の弊社のガイドラインは下記のようになっています。
製品型番
製品型番になると更に難しくなり。"WST-OS4-DR4-C"は8 lane 400G DR4であり"WST-OR4-DR4-C"は4 lane 400G DR4です。OSFP-RHSで8 lane 400G DR4製品が存在せず通常のOSFP 4 lane 400G DR4も存在しないため運用可能です。
CX8対応
次にリリース予定のCX8対応のOSFP-RHS 4 lane 800G DR4の製品型番に困りました。
CX8を搭載したPCIe NICは現在に2製品NVIDIAからアナウンスされており、C8180の方は4 lane 800Gのモードをサポートしています。DGXの様に二枚のCX7が一つのOSFP-RHS slotに接続されている製品が登場しない限りはOSFP-RHSでは2x800Gを要求されることはありませんので、引き続きWST-OR8-DR4-Cを1x800G DR4仕様の製品に適用する予定です。
OPNs | optic slot | supported mode | ||
C8180 | 1xOSFP-RHS | 1x4 lane 800G | 2x4 lane 400G | 8x1 lane 100G |
C8240 | 2xQSFP112 | 2x4 lane 400G | 8x1 lane 100G |
NVIDIA ConnectX-8 SuperNIC User Manual
https://docs.nvidia.com/networking/display/nvidia-connectx-8-supernic-user-manual.pdf
CX7/CX8はchipの名称
CX7の時も混乱がありましたが、CX8(ConnectX-8)はchipの名称であり製品に様々なスタイルで製品に実装されます。つまり、「CX8」だけでは要求される光トランシーバが特定できません。
CX8の特徴はPCIe Gen6を48 lane(3x16 )扱える事にあるようで、CX7を二個必要としていたものを一つで済ます構成が当初が多用されるかもしれません、つまり800Gの能力を持ちますが400Gの光トランシーバーを要求する構成です。800G世代の製品と強調するが使うのは400Gなのは製品のアナウンスの様式としては通常通りですが混乱の一要素ですね。