報道関係者各位
プレスリリース
2018年5月31日
株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン
400Gbps AOC(アクティブ光ケーブル)開発完了と
25Gbps 単芯光ファイバ双方向光トランシーバ販売開始のお知らせ
この度、ウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)では、データセンターの高速化に対応するため、400G AOC(アクティブ光ケーブル)2種類の開発を完了いたしました。日本法人である株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンは、6月13日~15日に幕張メッセで開催されるINTEROP TOKYO 2018に出展し、400G AOC製品の参考出品をいたします。
さらに、5G化などを見据えたモバイルネットワークの広帯域化に対応するため、1本の光ファイバで双方向長距離通信が可能な25Gpbs単芯光ファイバ双方向光トランシーバの販売を開始いたします。
あわせて、世界的に普及期に入った100Gbps光トランシーバ類の価格を最大で4分の1に改訂することとなりました。
【製品の概要】
■ 用途に応じてお選びいただける2種類の400Gbps AOC(アクティブ光ケーブル)と、1本の光ファイバで双方向長距離通信が可能な25Gbpsの単芯光ファイバ双方向光トランシーバです。
http://www.wavesplitter.jp/index.php/services/wavesplitter-lineup
モデル名 | 伝送距離 | 準拠標準 | 特長 |
---|---|---|---|
WS-OS4-AOC L Cxx4 | 1m~70m | OSFP | 400Gpbs – 400Gpbs AOC |
WS-QD4-AOC L Cxx4 | 1m~70m | QSFP-DD | 400Gpbs – 400Gpbs AOC |
WST-S28-BX1-UC | 10km | 25G Bidirectional | 送信波長1270 nm / 受信波長1330nm |
WST-S28-BX1-DC | 10km | 25G Bidirectional | 送信波長1330 nm / 受信波長1270nm |
【製品の特徴】
4K・8Kなど高解像度の動画配信サービスの充実や、5G化などを見据えたモバイルネットワークの広帯域化など、ネットワークの高速化に帯する要求が、日々高まり続けています。
こうした中、データセンター向け400Gbps光イーサネット用トランシーバ製品の2つの業界標準が確立し、ウェーブスプリッタ・テクノロジー社ではいち早く両製品の開発を完了いたしました。400Gbps光イーサネット用トランシーバには、QSFP-DDとOSFPという2種類のパッケージ業界標準があります。前者は100Gpbs光トランシーバの標準規格QSFP28との互換性を重視した規格、後者は、より消費電力を要する将来の高速化製品への対応を視野に入れた規格です。
一方、5G化などを見据えたモバイルネットワークの広帯域化では、基地局足回りの次世代高速接続技術として25Gbpsの長距離伝送を実現する光イーサネットに注目が集まっています。そうした長距離伝送では、短距離LAN回線とは異なり、使用する光ファイバの本数がコストに直結するため、1本の光ファイバで25Gbpsの双方向通信が可能な単芯光ファイバ双方向光トランシーバの存在が不可欠となります。単芯光ファイバ双方向光トランシーバは、2つの波長を1本の光ファイバに通すことで双方向通信を可能にします。そのため、送受信波長の組み合わせが合致した対向モデルを用いる必要があります。
【100Gbps光トランシーバ製品の価格改定について】
データセンター向け100Gbps光イーサネットは、世界的に普及期を迎えています。これに呼応して、株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンでは、100Gbps光トランシーバ製品の価格を全面改訂しました。たとえば、従来1個あたり40万円~60万円程度で販売されてきたデータセンター向けの中距離製品の価格を4分の1程度まで下げ、短距離製品と同等の価格でご利用いただけるようにいたしました。100Gbps光トランシーバ製品の新価格について、代表的な製品を以下に記します。
モデル名 | 伝送距離 | 準拠標準 | 新参考価格(外税) |
---|---|---|---|
WST-QS28-CM4P-D | 500m | 100G CWDM4-OCP | 101,000円 |
株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンは、これらの光ソリューション・ラインナップによって、インターネットやモバイルネットワークの高速化を支援いたします。
【ウェーブスプリッタ・テクノロジー社について】
ウェーブスプリッタ・テクノロジー社は米国カリフォルニア州に本社を置く、データセンターや携帯通信のバックボーンネットワークなどで使用される光イーサネットや、科学計算などで使用されるHPC(ハイ・パフォーマンス・コンピューティング)システムなどで必要不可欠となる、光通信モジュール製品を製造販売する企業です。
【株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンについて】
株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンは、ウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)の日本法人です。これまで日本未発売であったウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)製品の日本国内における輸入販売事業を行い、国内のお客様へ高品質で安定した、価値ある製品を提供してまいります。
会社名 : 株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン
所在地 : 〒101-0051東京都千代田区神田神保町 2-14 朝日神保町プラザ203
最高執行責任者 : 櫻井 豊
URL : http://wavesplitter.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン
広報担当:菅野
Eメール: support@wavesplitter.jp