OFCは光デバイス関連では年間で一番大規模なものです。毎年3月に米国で行われ、11月にヨーロッパで行われるECOCと対をなすマイルストーンになっています。

2020年度はコロナウィルス(COVID-19)の感染拡大の影響により、出展のキャンセルが相次ぎ展示社数を例年のおおよそ半分。メインのコンファレンスの参加者も大幅に減った特別な年となりました。

WaveSplitter Technologyは台湾を主な開発拠点としており、一部品供給を中国にて行っておりますが今回のウィルスの感染拡大に伴う中国国内の混乱の影響もそれほど受けずに活動しており、OFC2020にも例年通り出展しました。

1:10/25G dual rateトランシーバー

10Gbps及び25Gbpsに対応したトランシーバーです。5G向けの設備などでまずは10Gbpsにて構築し、将来的に25Gbpsへupgradeするときに新規の置き換えを必要としません。世界的に5Gへの投資は始まっていますが、4Gの設備との混在になることも多く段階的な設備計画に適した製品です。

2:25G CWDM-6 GRIDレーザー群

25G CWDM gridのレーザーは100G CWDM4でも使われており。現在の製品の主要部品です。今回のOFCに合わせて、従来の1270/1290//1310/1330nmに加え1350/1370nmの製品も開発しました。これらのレーザーを使用した25G SFP28パッケージのトランシーバーも合わせて発表しました。

合計6波の多重が可能になり。DUPLEXファイバーで6ノード。SIMGLEファイバー(BiDi)で3ノードの多重が可能になります。想定している利用形態はこれから大規模に設置が行われる4G/5Gの携帯基地局へ接続となります。温度保証範囲も屋外での利用を想定し-45-85度のインダストリー仕様です。

また、25Gレーザーの生産規模の拡大により100G CWDM4もより安定した供給が可能になりました。

3:QSFP28 100G ER4

従来よりFECを使用し40Kmを実現する100G ER4Lは製品化しておりましたが。この度FECなしで40Kmを実現する100G ER4の開発を行い。2020年中旬より出荷の予定です。100Gbpsを40Kmで実現するこの使用はデーターセンターの建屋間の接続、または映像制作の現場における屋外利用を想定しております。

4:QSFP-DD 400G DR4/QSFP28 100G DR1

400G対応の製品としてはすでに400G SR8及びAOCを出荷しておりますが。従来利用されている100Gスイッチとの接続のため400G DR4とそれファンアウトケーブル経由で接続する100G DR1が待ち望まれていました。今回のOFCで2020年末の出荷予定であることを発表しました。

5:QSFP-DD 400G FR4

現在データーセンターの主役である100G CWDM4の400Gアップグレード版として同じケーブルが使用できる400G FR4が期待されています。技術的には400G DR4/100G DR1との共通点も多く、ほぼ同時期の2020年末の出荷を予定しています。

 

 

2021年は会場をサンフランシスコに移し開催される予定ですので、是非出張の検討をお願いします。

https://www.ofcconference.org/en-us/home/


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