端面クリーナー

まず、大事なのがクリーナー。RJ-45などの金属が直接触れ合う場合は何かしらの「食い込み」があるので接触前に存在していた不純物は接続時に排除されます。なので、よっぽぼ頑固に汚れが付いていない限りクリーニングは必要ありません。

しかし、光の接続では”排除”が行われないままに接続されます。つまり接続前に何かしらの不純物があればそれが残ったまま接続されてしまいます。

クリーニング時に気を付けないといけないことは、きれいに磨かれている端面を傷つけてしまわないこと。クリーニングしているつもりで汚れを擦り付けてしまわない事。

コネクターの種類やオスメスの違いなどで様々な器具があります。

オプティカルパワーメーター

波長、コネクター、測定範囲

電気工事におけるテスターみたいなもの。

基本的なモデルはLCもしくはSCコネクタ対応で、波長を850/1310/1550nmに切り替えができて-20から+6dBm位まで測れるもの。合波でこれを超える場合は固定アッテネータを使う。

MPOコネクタ対応で一回で複数芯のパワーが測れるものもある。これは、ファンアウトケーブルと組み合わせて1波対応のパワーメーターで代用可能。

光DEMUXが内蔵されていて、LR4などの波長多重されたそれぞれのパワーが測れるものあもある。便利だがちょっと高価。CWDM4などの異なる波長グリットに対応していない事もある。

絶対値を測定するものなので、定期的な校正が望ましいが実務的には0.5db程度の誤差は許容できるので校正なしでも問題ない。

基準光源

伝送のロスなどを測定する際に、基準となる光源となるもの。現場に光トランシーバーがある場合にはあまり使わない。

アッテネーター

大昔は、送信側と受信側を短いケーブルで接続すると。受信側の許容範囲よりも強い光になってしまうた仕様が多くありました。その場合は接続前にパワーメーターで測定しアッテネーターを接続することいより、適正な値まで減衰させてから接続していました。

今では受信側の素子の許容範囲は広がったことによりデータセンター内で使用される仕様では短距離であってもアッテネーターは必要ありません。

使い方の一つは、パワーメーターの測定範囲を超える出力の測定です。一心で4波合成している仕様の場合は1波の出力に6db加算された値がパワーメーターで観測されます。そうすると測定範囲を超えてしまう事があるため、6dbのアッテネータか3dbのアッテネータ二個を直列に接続してから計ります。

また、伝送距離に不安がある区間では3dbのアッテネータそ双方向に挿入し。その状態で試験を行い本番時は外すことにより3dbのマージンを確保する作業も良く行われます。

可変型のアッテネータは、そのトランシーバーの受信限界を調べたりする時にも使います。

他にもトランシーバーを交換した時に送信出力のバラつきを補正する時にも使います。

ループバックコネクター

一般に2芯のペアで光ファイバーは利用されます。その時に双方に測定器を持ち込むのではなく片側には折り返し接続をして片側だけに測定器を設置して測定を行う事が多くあります。

J-Jアダプタ、パッチコード

機器屋パッチパネルに直接パワーメーターを接続できませんので。接続用のパッチケーブルと延長に使用するJJは工具箱に必要です。

MPOコネクター分解工具

マルチモードの場合はハウジングを一度外して刺し直せばkeyのUP/DOWNを変更できるし。guide pinの予備があればオスメスの変換も可能。ペーパークリップなどの適当な針金で代用も可能なようだが専用工具がお勧め。

シングルモードの場合はAPCの斜め研磨なので、斜め方向が不一致になってしまうためkey変更はできない。

「MPO Housing Removal Tool」の画像検索結果

https://www.youtube.com/watch?v=_nkNi2Psk_o

可視光

ファイバーに通して対抗に該当芯が正しい事を確認するもの。マルチモードの850nmよりも真っ赤な650nmの光源が一般的。ファイバーの芯の組み合わせなどに使う。また、屋内用の薄い皮膜の場合は折れた区間で光が漏れるので断線チェックも使える。直接出力を観るのではなく手の平等に当てて確認する。点滅モードを備えている方が便利。

端面顕微鏡

光ファイバーコネクタの接続面を視覚的に検査するもの。クリーニングしても改善しない場合に、傷などが無いかを確認するのに使う。

「端面顕微鏡」の画像検索結果

OTDR

主に長距離のケーブルにて、どの区間でどのくらいの減衰があるかを測定する。反射も測定できる。一昔前は高価で大型な装置であったが最近はソコソコの値段でフィールドでも使いやすいものが出てきた。

「otdr」の画像検索結果

CWDMスプリッター

多重されている光を分離して測定する時に使う。スペアナを導入するよりは大幅に安いがLAN WDMは難しい。

光スペクトラムアナライザー

横軸に波長、縦軸に光の強さを表示できる装置。一昔前は高価で購入できない測定器の代名詞的だったが最近はそこそこの価格の物も登場。でも、製品開発デモしていなければ必要ない領域。

正しい波長で正しい出力が得られているかを確認できる。

光通話トランシーバー

遠距離間の工事で一心を使い双方向の音声通話を行うもの。今どきは携帯があるからあまり使わないかも。

分散測定器

 

ethtool

linux上のソフトウェアツール。whiteboxやNICを装備したPCで動作する。I2Cによるトランシーバーの内部状態を表示する。

参考装備品例

  stage 1 stage 2 stage 3
端面クリーナー    
端面クリーナー、メス    
ループバック    
JJアダプタ    
パッチケーブル    
可視光    
固定アッテネータ    
パワーメーター    
端面顕微鏡      
OTDR    
現場作業コネクタ      

 


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